貯蓄額の考え方

今回は我が家の目標年間貯蓄額について書きたいと思います。

私たちは入籍・二人暮らし開始直前まで遠距離恋愛でしたので、結婚式や新婚旅行は一緒に暮らし始めてから計画、準備を始めました。日にちを大まかに半年後に決め、結婚生活開始とともにその費用を貯め始めたのです。もし足りなければ結婚前の貯金も使う予定でした。いろんな情報を頼りに、自分たちの場合は月20万円ずつ貯めていけば残り期間で必要な費用が貯められそうと試算しそれをもとに貯金生活をしていました。結論を言うと、その半年で200万円貯めることができ、新婚旅行、結婚式費用だけ、は丁度まかなうことができました・・・。

結婚後貯めたお金は結婚式、新婚旅行ですっからかんですが、「月20万円も貯められたら将来的にも大丈夫でしょ!この調子で貯金ガンバろ(^.^)」と新婚旅行後のふわふわ感を引っ張りながら普段の生活を再開しました。

3月、私は初めて確定申告を経験しました。年途中まで会社員で、結婚してからパート主婦だったため少し還付があって「確定申告ってこんなに税金戻ってくるんだー!(^^)!」と喜んでいました。対して主人は副収入があるので毎年確定申告をしてきたのですが、額をみると30万円ほど。「おおおぉ!すごいたくさん戻ってくるんだね!ヽ(^o^)丿」と喜ぶのも束の間、

(夫)「いや、これ払うやつよ・・・」

(私)「・・・!!!(@_@;)」

常に他の職場からも副収入があるため、源泉徴収されているよりも所得税の税率が上がってしまい毎年このくらい追納しているとのこと。税金の追納なんて普通の会社員には縁がないためまったく想像もしておらず、もちろん準備もしていないため貯金を崩すことに。

さらに3月は引っ越しも重なり約70万円の出費!今までの一人での引っ越しを基準に20万円ほどの準備はしていましたが、2人暮らしでの家賃、敷金・礼金、引っ越し費用を想像できておらず。これらの足りない分を貯金から出すことにしました(T_T)(これは確かに見込みが甘かったです)。転勤ですが引っ越しの補助は出ませんし、これから数年おきに転勤の予定です。

ということで、新年度を迎えるにあたって結婚後の貯金はすっからかん+ちょっとマイナス、という状態の我が家でした。

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【ライフプラン表を作成・年300万円の貯金が必要!?】

前置きが長くなりましたが・・・

結婚式という大きなイベントはクリアしたものの、人生にはいったいいくらのお金が必要なんだろう?数か月のうちにそれまでの人生で一番出費が多かった私は少し勉強してみました。

家計について意識されている方にとって、人生の三大支出が教育費・家・老後費用であるのは有名な話ですよね。


我が家にとっての教育費

私たちの家族計画では、子供は2人以上、できれば3人を希望しています(^.^)

夫婦二人とも小学校から大学まで国公立に進み、特に早い時期からのお受験にはあまり興味がありません。そしてどうやら先輩パパ・ママたちは高校までの教育費はその月の家計から捻出し、大学・専門学校費用を産まれた時から準備するスタイルが一般的、ということまで調べたのです。

大学費用というと入学金、授業料、一人暮らし費用などか・・・

運良く国公立へ行ってくれたら年50~60万円で、4年間と入学金を合わせて学費はざっくり300万円くらいかな?自分が一人暮らししてた時は月に家賃と合わせて10万円ぐらい仕送りしてもらってたなぁ(今思うと親にほんとに感謝!)。10万円×12か月×4年分で480万円!!家具家電とか引っ越しとかアパート契約代も入れたら600万円くらいかかるじゃん(*_*;。遠方に入学すると交通費などもかかるし・・・。

となると国公立大学でも一人1000万円かかる計算に。3人で3000万円。私立だと学部によってはもっとですよね!もし私立だと一人につき1000万円貯められたとしても自宅通学範囲に限定、もしくは奨学金の検討が必要かもしれません。確かにこりゃその時の家計からでは無理です。

とりあえず教育費の目安は3000万円ということになります。

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我が家にとっての家費用

私たちはいつかは庭付き一戸建てを手に入れるという(漠然とした)夢があります。ですが今までにも書かせてもらっている通り、転勤族でしばらくは同じ場所に永住することができません。もしかしたらずっと賃貸暮らしで、定年間際に小さな終の棲家を建てるという可能性もなきにしもあらず。となると30年近く賃貸料を払い続けたうえで、ほぼローンを組まずに一戸建てを建てるor買うという何とも不経済なプランが見えてきました。若いうちに家を手に入れるとその後は賃貸料はかからずにローンの返済に専念できますよね。どうやら我が家にはそれは無理で、賃貸料を払いながら将来の家費用を貯めなければならないみたいです。

土地は田舎でもいいので一括で家を手に入れるだろう予算、これも3000万円。足りないような気もしますが、とりあえず今はこの額で。


我が家にとっての老後費用

主人の仕事は激務です。お仕事が大変なのはとてもよく知っているので、早く老後生活を送らせてあげたいなぁなんてよく思います(笑)。主人も仕事ばかりの生活の後に、趣味を活かしたセカンドキャリアを夢見たりしています。子育てが終わって自分たちの体力がある50代くらいで早期退職して小さなお店を持つという話をよく二人でします。

うんうん、と話を聞きながら私は頭の中でお金の計算・・・(^_^;)

とりあえず普通に定年まで勤めたとして今の制度では無年金の期間が5年間。今の二人暮らしの生活では年400万円くらい生活費がかかっているから5年間だけで2000万円!その後はいくつまで生きるかによるけどなるべく年金で賄える生活を心がけても足りないだろう・・・。予備費に1000万円ぐらい準備はしていたい。医療費とか孫へのお金とかも必要だろうし。お楽しみ費も捻出せねば!!しかも我が家には退職金がありません(T_T)

何とも不透明な見通しですが、最低でも3000万円は準備しておきたいと考えました。年金制度は今より良くなる期待は薄いですし、むしろ厳しくなっている可能性大。とりあえず老後費用を貯められた後で、プラスアルファで貯金ができたとき、早期退職については考えていきたいと思います(結構条件は厳しいですが主人にはまだ内緒です。やる気なくしたらいけないので)。

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ということを本を読んだりして考えてみて、我が家の三大支出に対する備えは、生涯を通して9000万円ということがわかりました(*_*)もしかしたら1億円(!!!)にも届くかもしれません。

残りのあと30年働くとして、9000万円÷30年=300万円

が、我が家の生涯にわたっての三大支出のための目標年間貯金額です。

今までのように月20万円×12か月+ボーナス時60万円=300万円といったところです。

「あれ、月20万円貯金してても将来は全然余裕ないじゃん(T_T)」と結構早くに気づくことができて不幸中の幸いでした。しかもこの貯金の中には数年ごとに来るであろう車の買い替え数百万円や、引っ越し費用数十万円は含まれていないため、月々の貯金を上乗せしたりボーナスを全額貯金したりという必要があります。

そしてこのブログをはじめから読んでくださっている方は覚えてらっしゃるかもしれないですが、主人には夢があります。それは早期退職してセカンドキャリア・・・うんぬんではなく、4~5年後に1000万円ほどかかるものです(詳しくは身元がばれてしまうので割愛)。主人は本当にどんぶり勘定なので、お金は湧いて出てくると思っているふしがあります(それなら独身時代に1000万円貯めといてよ!!怒)。

・・・まぁ、貯金することだけが人生ではありません。死ぬときに後悔しないよう、使いたい時には使えるよう努力することは必要だと思うので、この夢は絶対無理!ということには今時点ではしていません。

純粋に年300万円仮に貯めることができれば叶えられますが、その後のことを考えて、そこで使ってしまって大丈夫なのだろうか・・・(特に教育費間に合うんだろうか)と心配です(T_T)

ですが、まずは年300万円以上貯めることが課題ですのでそれに向けて家計を引き締めなければ!と決意を新たにしています!

長くなりましたが読んでいただいてありがとうございます。意外に年収1000万円生活、楽ではありません(笑)

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